ほうじ茶の茶葉と一杯

#T004|ほうじ茶とは|What is Hojicha

焪煎という魔法。火が緑の葉を琪琢に変え、香ばしさを育てる。カフェイン控えめ、一日を閉じるための茶。香然と燻然の使い分けも。

火をくぐると、緑の葉は琪琢に変わり、
渋みは静まり、香ばしさが立ち上がる。
ほうじ茶とは、一日の終わりのための茶だ。

Hojicha — the tea for closing your day.

ほうじ茶とは何か — WHAT IS HOJICHA

ほうじ茶は、煎茶などの緑茶を高温で焪じた茶です。「発酵」が和紅茶をつくるのなら、「焪煎」がほうじ茶をつくる。火の力で葉の表情を変える、もうひとつの道です。

焪じることで、渋みや苦みの成分は和らぎ、代わりに香ばしい香りが生まれる。カフェインも控えめになるため、夕食のあとや寝る前の一杯にも寄り添えます。緑茶が「目を覚ます茶」なら、ほうじ茶は「一日を閉じる茶」。同じ葉から、正反対の時間が生まれます。

焪煎という魔法 — THE ALCHEMY OF ROASTING

焪じた茶葉とほうじ茶

焪煎の香りは、茶葉がもとから持っていたものではありません。高温の火が葉の成分を変化させることで、はじめて生まれる香り。コーヒーの焙煎と同じように、火の入れ方ひとつで表情が変わる、職人の仕事です。淡い琪琢色の水色と、立ち昇る香ばしさ——その向こうに、ほんのり甘い余韻が残ります。

ふたつのほうじ茶 — KOHZEN & KUNZEN

MIOKAのほうじ茶は、京都・和束町の有機栽培茶葉(有機JAS認証)から生まれた二種。形が違えば、楽しみ方も変わります。

香然 -KOHZEN- 燻然 -KUNZEN-
形状 茶葉 パウダー
淹れ方 急須で熱湯を注ぐ 湯やミルクに溶く
楽しみ方 食後の一杯、夜の一杯 ほうじ茶ラテ、製菓・料理

ほうじ茶ラテ

香然は、熱湯でさっと淹れられるのが良さ。高めの温度の方が香りが立つので、温度計は不要です。燻然は、温めたミルクに溶かせばほうじ茶ラテに、生地に混ぜれば焼き菓子に。飲むだけでなく、つくる楽しみまで広がります。

一日の終わりに、一杯を

和束町の有機栽培茶葉を、丁寧に焪じ上げました。

香然 -KOHZEN- 燻然 -KUNZEN-

日本茶全体の中でのほうじ茶の位置づけは、日本茶の種類、全体地図へ。

火が育てた香ばしさが、一日の締めくくりに。
今夜も、よい余韻を。

Fragrance Beyond Time and Borders.