
京都の南、山々のあわいに、
八百年、茶を育て続けてきた町がある。
和束——MIOKAのすべては、この土地から始まる。
Wazuka, Kyoto — where every MIOKA tea begins.
霧の峰、茶の里 — A VILLAGE OF MIST AND TEA

京都府の南端、宇治のさらに奥。和束町(わづかちょう)は、山の斜面に茶畑が縫いつけられたように広がる、茶のための町です。昼夜の寒暖差が大きく、川霘が立ちやすい山間の気候——この霧が天然の覆いとなって茶葉をやわらかく包み、香り高い茶を育てます。
その歴史は鎌倉時代にさかのぼります。以来約八百年、この町は宇治茶の主要な産地として、世代を越えて茶を作り続けてきました。山の形のままにうねる茶畑の風景は「茶源郷(ちゃげんきょう)」と呼ばれ、京都府の景観資産にも選ばれています。風景そのものが、八百年分の仕事の記録です。
なぜ、和束の茶なのか — WHY WAZUKA
MIOKAが和束を選んだ理由は、三つあります。
一つめは、土地の力。霧と寒暖差と山の斜面——茶のためにあるような地形と気候が、香りの土台をつくります。
二つめは、八百年の手。土地の力は、それを活かす人の技があってはじめて茶になる。和束の茶農家には、世代を越えて磨かれてきた栽培の知恵が蓄積されています。

三つめは、有機という選択。MIOKAの茶葉は、すべて有機JAS認証を受けた有機栽培。化学肥料や化学合成農薬に頼らず、土を育て、土の力で茶を育てる。手間はかかりますが、私たちはこれを特別なことだとは考えていません。口にするものの、当たり前の基準です。
土地から、一杯へ — FROM THE LAND TO YOUR CUP
この土地で育った葉が、抹茶になり、煎茶になり、ほうじ茶に、玄米茶に、和紅茶になる。同じ和束の葉から、五つの道が分かれていく様子は、日本茶の種類、全体地図でご覧いただけます。
この土地の八百年をめぐる読み物は、TEA JOURNAL「霧立つ山間に刻まれた八百年の歳月 前編・後編」へ。
霧の朝も、照りの昼も、八百年。
そのすべてが、あなたの一杯に注がれている。
Fragrance Beyond Time and Borders.


